親知らず除去のアドバイス

顎が十分に大きくないと、親知らずが生えると痛みや不快感が生じます。アメリカ口腔外科医会(AAOMS)によると、約85%の人が最終的に親知らずの抜歯を必要とするとされています。抜歯後の痛みや腫れは、適切な自宅ケアで対処できます。

抜歯直後の数日間

抜歯後は、血餅ができるように抜歯部位にガーゼパッドを当てます。血がたまったらこまめに交換してください。歯科医院でガーゼが支給されない場合は、ドラッグストアで購入できます。出血は数時間で徐々に止まりますが、最初の24時間は時折出血が続くことがあります。数日間は唾液に血が混じって見えることがあります。

痛みは歯科医が処方した鎮痛薬で緩和できます。痛みが和らいできたら、市販の鎮痛剤に切り替えても構いません。顎に氷嚢を当てると腫れや痛みの軽減に効果的です。寝るときは枕を数個重ねて頭を高く保つと、腫れの悪化を防げます。

歯のブラッシング

抜歯後1~2日間は、1杯(約240ml)のぬるま湯に小さじ1杯の塩を溶かしたうがい液を2~3時間ごとに使用してください。抜歯部位に近い歯は数日間はブラッシングを避け、痛みや感染を防ぎます。数日経ったら、柔らかめの歯ブラシで奥歯を優しく磨き始め、徐々に通常の歯磨きに戻してください。

食事

最初は固いものを噛むのが難しいため、プリン、ヨーグルト、ゼリー、アイスクリーム、マッシュポテトなどの柔らかい食事に制限してください。回復が進むにつれて、徐々に固形食を取り入れられますが、米や小さな種子が入った食べ物は、ソケットが閉じるまで避けてください。早めに食べるとソケットに食べ物が詰まり、痛みや感染の原因になります。

合併症

出血は回復の1日目以降に徐々に減少しますが、止まらない出血や増加する出血は歯科医の診察が必要です。血餅が外れた場合、乾燥ソケット(ドライソケット)となり、骨が空気や食べ物にさらされて激しい痛みを引き起こします。ドライソケットは、薬剤を含んだドレッシングで治療します。他にも、一時的または永久的な神経損傷、隣接歯や既存の歯科修復物への損傷などのリスクがあります。

歯科処置 - 関連記事