部分義歯と完全義歯の違いと選び方
口腔の健康を保つには、日々のブラッシングやフロス、定期的な歯科受診が欠かせません。歯が失われた場合は、入れ歯で機能と見た目を回復させることが一般的です。入れ歯には「部分義歯」と「完全義歯」の2種類があります。
部分義歯(パーシャルデンチャー)
特徴
- 口腔内の残存歯に金属フレームで固定し、歯茎色のアクリル樹脂上に人工歯を装着します。
- 残っている歯が複数ある方が対象で、欠損した歯の両側にクラウンやブリッジを作り、そこに人工歯を接着します。
- 精密パーシャルは取り外し可能で、取り外し・装着の練習が必要です。
部分義歯の欠点
- 作製費用は部位や材料により異なりますが、一般的に1,000〜3,000米ドル程度かかります。
- 取り外しの練習が必要で、誤って飲み込んだり吸い込んだりするリスクがあります。
完全義歯(フルデンチャー)
特徴
- 全ての歯が失われた場合に使用し、金属フレームと歯茎色のアクリルベースに人工歯を装着します。
- 手術前に「即時義歯」を作製し、抜歯直後から装着できるタイプと、治癒後に作る「従来型義歯」があります。
- 製作には通常8〜12週間かかります。
完全義歯の欠点
- 抜歯後の歯肉や顎骨の収縮に合わせて調整が必要で、何度かのリテイクが生じることがあります。
- 食事・会話時にズレや脱落が起こりやすく、歯肉の痛みや不快感を訴える方もいます。
- 長期間使用すると緩みが生じ、再調整が必要です。
選択時のポイント(考慮すべき点)
- 抜歯後の歯肉と骨の回復には6〜8週間程度必要です。その間は義歯の装着に慣れる期間と考えましょう。
- 初めは特定の音や言葉が発音しにくくなることがありますが、練習すれば改善します。
- 義歯の破損や欠損は自己修理せず、必ず歯科医師に相談してください。専門的な調整や修復が必要です。
