歯科用ブリッジの手順と種類
歯が一本以上失われると、目立つ場所では見た目が悪くなります。たとえ目立たなくても、噛む力が弱くなり、残っている歯が移動してしまうことがあります。そんなときに有効なのが歯科用ブリッジです。ブリッジは欠損部を埋め、失われた歯を代替します。主に3種類のブリッジがあり、どの方法を選んでも自然な外観が期待でき、適切な歯間を保ちつつ快適に食事ができます。
メリーランドブリッジ
メリーランドブリッジは、金属フレームに樹脂製の人工歯を接着して作ります。最も低価格なタイプで、前歯のように強い咬合力がかからない部位に適しています。周囲の歯は最小限の削りだけで済むため、侵襲性が低いのが特徴です。初診時に印象を取り、作製したブリッジを後日接着します。見た目は金属フレームが見えるため、審美性はやや劣りますが、5〜10年の使用が可能です。
トラディショナルブリッジ
トラディショナルブリッジは、最も一般的に使用される方法です。欠損部の両側に健康な歯がある場合に、これらの歯をクラウンで覆い、その上に人工歯を取り付けます。印象を取り、仮ブリッジを装着した後、永久ブリッジが完成したら接着します。ポーセリンと金属を融合させた構造で、審美性が高く、金属のベースが見えることがあります。耐用年数は15年程度です。
カンチレバー(片持ち)ブリッジ
カンチレバーブリッジは、欠損側に隣接する歯が一本だけの場合に使用します。咬合力が比較的少ない部位、特に前歯に適しています。金属クラスプがないため、見た目が自然です。隣接歯のクラウンにブリッジを固定し、約10年の使用が可能です。
