根管治療に必要な歯科ツールと手順

評価

まず臨床医は根管の位置と長さを確認し、適切な手順と器具を決定します。デジタルX線や根尖ロケータ―(根尖を検出し、32倍に拡大表示するソナープローブ)を使用します。また、鈍いエンドドントック・エクスプローラーで根管開口部を探ります。

麻酔

エンドドンティストは作業部位を麻酔し、痛みを最小限に抑えます。まず局所麻酔剤を塗布し、次にリドカインを含む局所注射を行い、約1.5〜2時間の効果が得られます。

アクセス穴の作成

ゲートス・グリデン・ドリルという長く炎型の特殊ドリルで、根管を拡大するためのアクセス穴を開けます。サイズは穴の大きさに応じて選択します。

根管の清掃

次に歯髄や腐敗した神経、細菌、残留物を除去します。まずブローチ(細く柔軟な先細形器具)で歯髄を掘り出し、必要に応じて倒刺状のブローチでさらに除去します。続いてテーパー状のリーマーで根管を拡げ、古い充填物を取り除きます。その後、直径を徐々に大きくするファイルを使用します。Kタイプファイルは押し引き両方向で切削し、Hタイプ(ヘドストローム)は引き時のみ切削します。

洗浄と封鎖

ルアーロック式シリンジと鈍い針で、次亜塩素酸ナトリウム溶液を灌流し細菌を死滅させます。その後、加熱ガッタパーチャ温熱ガンでガッタパーチャ(加熱で柔軟になるラテックス系充填材)を根管内に充填し、エンドドンティックコンデンサーで形を整えて完全に封鎖します。

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