歯科治療機器の種類と用途
一般歯科医や口腔衛生専門家は、予防、審美、修復など様々な歯科治療を行います。歯科処置機器は、口腔内の清掃やX線撮影など特定の機能を持ちます。米国歯科医師会によると、機器は以下の3分類に分けられます:軟組織や骨に侵入する「クリティカル」機器、粘膜に接触する可能性がある「セミクリティカル」機器、口腔内に入らない「ノンクリティカル」機器です。
クリティカル機器
歯科医は、歯周ポケットの測定や歯の形状整形に専用のツールを使用します。
- エクスプローラー:歯のくぼみや溝を探り、う蝕の有無を確認します。
- プローブ類:歯肉や歯の健康状態を評価します。
- クラウンプリップバー:クラウン装着のために歯を削る特殊ドリルです。
- エレベーター:抜歯時に歯を持ち上げ、圧力をかけるハンドルと刃のツールです。
- サリバエジェクター:処置中に口内の唾液、血液、材料を除去します。
セミクリティカル機器
粘膜に直接触れる可能性があるが、侵入はしない機器です。
- ラボバー:非侵襲的に歯を研磨・仕上げします。
- コットンフォーセプス:小さな物品を口腔内に出し入れします。
- マウスミラー:多角的に口腔を観察できる鏡です。
- 麻酔シリンジ:局所麻酔や水・空気の供給に使用します。
ノンクリティカル機器
患者の口腔内に入らない、または皮膚・粘膜に触れない機器です。
- デジタル血圧計(リストバンド):診察前に血圧を測定します。
- デジタルX線ヘッド:歯や顎の画像を電子的に取得し、コンピュータで解析します。
- 聴診器:顎関節の音を聴き、関節障害の有無を判断します。
