下顎骨(顎下骨)の構造と形状
下顎骨(顎下骨)とは
下顎骨は顎の下に位置し、頭蓋骨の中で最大かつ最も強固な骨です。体部と左右2本の垂直枝(ラムス)から構成されます。
体部(Body)
体部は曲線を描く水平部で、顎ラインを形成し、下顎歯列を支えます。その形は馬蹄形に似ており、外側面は隆起し、内側面は凹んでいます。上縁は広く空洞で、下縁は丸く長く強固です。
垂直枝(Rami)
2本の垂直枝は四角形の形状で、外側面と内側面の2つの表面、下縁・上縁・前縁・後縁の4つの境界を持ちます。表面は平坦からくぼみ、傾斜、溝がある形状まで様々です。下縁は厚く直線的、上縁は薄く、前縁は上部が薄く下部が厚く、後縁は厚く丸く滑らかです。
小骨と骨の成長
下顎骨は左右の側頭骨と関節し、側頭骨は長方形で神経に覆われています。成長に伴い下顎骨も伸長し、出生時は左右の垂直枝が未結合です。出生後、体部は全長まで伸び、子供の成長に合わせて骨が調整され、歯の発育を可能にします。
