伸筋腱炎(テニス肘)の症状・治療・予防ガイド
伸筋腱炎(テニス肘)とは
伸筋腱炎は、前腕の伸筋が肘関節の外側にある骨に付着する腱が炎症を起こすことで、肘の外側に痛みが生じる状態です。テニスプレーヤーだけでなく、木工職人や配管工など、繰り返し腕を使う作業を行う人に多く見られます。
主な症状
- 肘の外側に鈍い痛みがある
- 活動時に痛みが増す(特に手首や肘を伸ばす動作)
- 握力が低下し、物を握りにくくなる
- 手首や肘を伸ばすときに痛みが走る
治療の基本
軽度から中等度の症状では、以下の保存的治療が中心となります。
- 安静にして患部への負荷を減らす
- 氷で冷却し、炎症と腫れを抑える
- 圧迫やエラストックバンドでサポートする
- 必要に応じて患部を高く保つ
- 理学療法で柔軟性と筋力を回復させる
- 非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)で痛みと炎症を軽減する
重症例
保存療法で改善が見られない場合や、腱の断裂が疑われる場合は、外科的手術が検討されます。
予防のポイント
- 同じ動作を長時間続けないようにする
- 運動前に十分なウォームアップを行う
- 作業時は正しい姿勢とテクニックを守る
- 肘に負担がかかる作業は定期的に休憩を取る
- 前腕の筋力をバランスよく鍛えるエクササイズを取り入れる
早期に適切な対策を取ることで、痛みの悪化や手術の必要性を防げます。症状が続く場合は、専門医に相談しましょう。
