歯科用具の正しい洗浄手順

1. 予備洗浄

使用後すぐに可視的な汚れや血液、唾液を除去します。温水で十分にすすぎ、柔らかいブラシで残留物を軽く取り除きます。

2. 消毒

メーカーの指示に従い、適切な濃度と接触時間を守って化学消毒剤を調製します。器具を完全に浸し、通常10〜30分間放置します。

3. 超音波洗浄

消毒後、超音波洗浄機で頑固な汚れやバイオフィルムを除去します。酵素液または消毒液を入れた槽に器具を入れ、5〜10分間作動させます。

4. 洗浄と乾燥

超音波洗浄後、温水で再度十分にすすぎ、残留化学薬品を除去します。清潔なリントフリータオルまたは温風で直ちに乾燥させ、錆の発生を防ぎます。

5. 滅菌

最終段階として、全ての微生物と芽胞を死滅させます。外科用器具など無菌組織に触れるものは必ず滅菌します。蒸気オートクレーブ、化学蒸気、乾熱、エチレンオキシドなど、器具に適した方法をメーカーの指示に従い実施します。

6. 保管

滅菌後は清潔で乾燥した環境に保管します。専用の保管容器やキャビネットを使用し、ほこりや再汚染から守ります。

7. 定期的な点検とメンテナンス

使用状況を記録し、定期的に器具の損傷・摩耗・鈍化をチェックします。問題があれば速やかに交換または修理し、常に最適な状態を保ちます。

以上の手順を徹底すれば、感染リスクを最小限に抑え、患者とスタッフの安全を確保できます。

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