鼻腔の役割:空気のろ過・加温・加湿(ガス交換は行わない)
鼻腔の主な機能
鼻腔は、吸い込んだ空気を肺へ送る前に、ろ過・加温・加湿する役割を担っています。
鼻毛や粘膜に付着した粘液が、ほこりや微粒子、病原体を捕らえ、清浄な空気だけが肺へ届くようにします。また、血管が豊富な粘膜が空気を体温に近い温度に温め、同時に水分を付加して適切な湿度に調整します。
ガス交換は行わない
鼻腔自体では酸素と二酸化炭素の交換は起こりません。ガス交換は肺の内部、特に肺胞(アルベオリ)で行われます。
肺胞は微小な空気嚢で、吸い込んだ酸素が血液中に拡散し、血液中の二酸化炭素が肺胞へ戻って呼気として排出されます。
したがって、鼻腔の主な役割は空気の質を整えることであり、実際のガス交換は肺胞で行われます。
