FDA承認のおすすめダイエット薬
市販されているダイエット薬は数十種類あり、どれが安全で効果的か判断しにくいです。米国食品医薬品局(FDA)は、特定のダイエット薬に関する情報を提供し、承認された薬は安全性と有効性が確認されています。
FDAの役割
FDAは、ダイエット薬を販売する前に製造業者に登録や承認を義務付けていませんが、販売後は市場を監視し、安全性に問題がある製品に対して措置を取ります。承認されたダイエット薬は、長年にわたる試験を経て安全性が確認されており、長期使用が認められるものと短期間のみ使用が推奨されるものがあります。
フェンテルミン(Phentermine)
食欲抑制薬で、肥満患者に短期間使用が一般的です。1959年にFDA承認され、最も処方されている食欲抑制薬のひとつです。12歳以上であれば医師の処方が必要で、食事の前に1錠服用します。服用を忘れた場合は、気付いた時点ですぐに服用してください。
注意点:依存性があるため、薬物乱用歴がある人は使用しません。心疾患、緑内障、高血圧のある方、またはPhen‑FenやReduxを服用中の方は禁忌です。副作用として息切れ、むくみ、胸痛が報告されています。
ゼニカル(Xenical)
1999年にFDA承認された処方薬で、摂取した脂肪の約30%の吸収を阻害します。12歳以上であれば処方が可能で、1日3回、脂肪を含む食事と一緒に服用します。脂肪が含まれない食事の場合は服用を省いても構いません。服用中はミネラルを含むマルチビタミンを1日1回併用してください。
注意点:オルリスタット(Xenicalの成分)にアレルギーがある方、胆嚢に問題がある方、栄養吸収障害がある方は使用できません。副作用は黄疸、下痢、便通の増加などがあります。
2007年には、同成分の非処方薬「アリ」(Alli)がFDAに承認され、OTC(市販)ダイエット薬として初めて認可されました。18歳未満の方は使用できないため、医師に相談してXenicalを検討してください。
メリディア(Meridia)
脳内のドーパミン、セロトニン、ノルエピネフリンを増加させ、食欲を抑える薬です。高血圧や高コレステロールのリスクがある過体重・肥満者に処方されます。16歳以上であれば1日1回、食事の有無に関わらず服用できます。
注意点:2009年5月にFDAは、重篤な副作用と28件以上の死亡例が報告されたことを受け、Meridiaの使用に警告を出しました。医師が処方することは可能ですが、Xenicalやフェンテルミンの方が安全とされています。高血圧、摂食障害、心疾患のある方は使用しないでください。副作用は心拍数増加、口渇、インフルエンザ様症状、息切れ、不眠などです。
注意事項
どのダイエット薬が自分に適しているかは、必ず医師に相談してください。医師は個々の健康状態や生活習慣に合わせて最適な薬を提案します。すべての薬は処方通りに服用し、カロリー制限と適度な運動を組み合わせることが重要です。12歳未満の子どもにダイエット薬を与えることは絶対に避けてください。
