Alli(オリスタット)減量サプリのリスクと注意点
Alliは、米国食品医薬品局(FDA)が承認した初の市販減量サプリです。主成分オリスタットは、食事中の脂肪の吸収を抑え、未吸収の脂肪は消化管から排泄されます。
Alliの働きと使用方法
GlaxoSmithKlineが提供するプログラムは、個別の食事プランと行動計画で構成され、低脂肪・低カロリーの食事と運動を組み合わせて徐々に体重を減らすことを目指します。指示通りに摂取しないと、リスクが高まります。
腸の変化(副作用)
脂肪が吸収されずに腸へ送られるため、油っぽい排泄物、ガス、下痢、頻繁な排便が起こります。計画開始時は低脂肪食を守り、万が一に備えて着替えを用意すると安心です。
脂溶性ビタミンの欠乏リスク
ビタミンA・D・E・Kは脂溶性で、オリスタットの作用で吸収が低下し欠乏しやすくなります。ビタミン欠乏を防ぐには、Alliとは別時間にマルチビタミンを服用することが推奨されます。
薬剤・既往症との相互作用
以下の方はAlliの使用を避けるべきです。
- 臓器移植を受けた人
- 糖尿病や甲状腺疾患のある人
- 血液凝固阻止薬、シクロスポリン(免疫抑制剤)を服用中の人
- 乾癬や関節リウマチの治療薬を使用している人
効果と体重維持
臨床試験では、Alli単独での減量は限定的で、長期的には体重が戻りやすいことが示されています。持続的な体重管理には、バランスの取れた食事と定期的な運動が不可欠です。
