アピデックス(減量薬)の概要と使用上の注意

アピデックスは処方箋が必要な食欲抑制薬で、低カロリーダイエットと適度な運動を併用した短期間の減量を目的とします。主に、運動や食事制限だけでは体重が減らない高度肥満者に使用されます。

アピデックスは誰に適しているか?

服用前に以下の既往歴がある場合は必ず医師に相談してください。

  • 不安障害、動脈硬化、糖尿病、心臓病、緑内障、甲状腺疾患、てんかんの既往
  • アルコールや薬物依存の既往
  • 妊娠中または授乳中の女性は使用不可
  • 本薬や似た作用を持つシンパチム薬(例:プソイドエフェドリン)にアレルギーがある場合は使用不可

作用機序

アピデックスは視床下部を刺激し、食欲、睡眠、体温調節を司ります。また、神経伝達物質であるセロトニンの働きを抑制し、満腹感を高めることで過剰な食欲を抑えます。

服用方法

処方ラベルの指示に従い、通常は食事の1時間前、朝に服用します。就寝6〜8時間前までに服用を終えると、睡眠中の不安定さを防げます。

使用期間は最大3か月に限定し、長期使用は依存や合併症のリスクがあります。医師の許可があれば、服用停止後2か月程度経過してから再開が可能です。

副作用

主な副作用は以下の通りです。

  • 口渇、下痢、不眠、性欲低下、頭痛、めまい、落ち着きのなさ
  • 多幸感、倦怠感、便秘

次の症状が現れた場合は直ちに医療機関を受診してください。

  • 呼吸困難、血圧上昇、視覚障害、激しい頭痛
  • 唇・顔・舌の腫れ、幻覚

注意点

他の減量薬(例:フェンフェン、リダックス)との併用は肺性肺高血圧症の危険があるため、必ず医師に相談してください。アルコールは副作用を増強する可能性があります。

服用中止時にはうつ状態や極度の疲労感が出ることがあります。自己判断で中止せず、医師の指導のもと徐々に減量する計画を立てましょう。

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