生後17か月の赤ちゃんの発達と成長ポイント
17か月になると、赤ちゃんは世界を探検しながら新たな発見を続けます。この時期は言語・社会・身体スキルがさらに伸び、認知力も芽生えてきます。いわゆる「恐ろしい2歳」の入り口に差し掛かり、独立心が強くなることもあります。
言語発達
ほとんどの子どもは約6語程度をはっきりと言えるようになりますが、欲求を言葉で伝えきれないためにかんしゃくを起こすことがあります。言葉が全く出ない場合は言語遅延のサインです。米国小児科学会の調査では、言語遅延は最も一般的な発達遅延で、全体の約20%が何らかの言語遅延を示すと報告されています。遅延は自然に改善することもありますが、必要に応じて専門的な支援が必要です。
社会性発達
この時期の子どもはまだ協調的な遊びはできません。協調的な遊びは通常2歳以降に現れますが、保護者と本を読みながら交流したり、ひとりや保護者相手にごっこ遊びを始めることがあります。
身体発達
ほとんどの子どもは自力で歩行できるようになっています(早産児は例外です)。本のページをめくる、ブロックを3個以上積む、フォークやスプーンを使えるようになります。家具やおもちゃに登ったり、乗り物のおもちゃを操作したりすることも増え、下手投げやボールキック、音楽に合わせて踊る姿も見られます。
その他の変化
色・形・大きさで物を分類する認知スキルが現れ始めます。また、1日1回の昼寝で済む子が増え、食べ物の好き嫌いが顕著になることもあります。
注意点・対策
赤ちゃんの発達速度は個人差がありますが、遅れが疑われる場合は小児科医が定期健診でチェックします。必要に応じて発達評価や専門機関への紹介が行われます。
