頻繁に耳感染症が起こる赤ちゃん
原因
子どもの耳にある耳管(ユースタキア管)は短く未発達で、細菌やウイルスが入りやすいです。風邪で鼻や喉にたまった粘液が耳管に流れ込み、細菌が増殖して炎症を起こします。授乳時に夜間に哺乳瓶を使用すること、受動喫煙、保育園での集団生活などもリスク要因です。耳・鼻・喉は連絡しているため、これらが耳感染症につながります。
考慮すべき点
ベビィセンターによれば、頻繁に耳感染症を繰り返す赤ちゃんは、抗生物質で治りにくい同じ感染が続くことが多いです。耳の中に液体がたまり続けると、人工耳管(イヤーチューブ)の適応になることがあります。
治療法
人工耳管(鼓膜穿孔術)は、北米で4歳未満の子どもに最も多く行われる手術です。小さなチューブを鼓膜に設置し、耳の中を通気させ、圧力バランスを整えます。
期間
米国耳鼻咽喉科学会によると、人工耳管は感染の重症度に応じて短期または長期で使用されます。短期のチューブは6か月から1年で自然に抜け落ち、長期のものは1年以上残り、医師が取り外すことが一般的です。
注意点
頻繁に耳感染症を起こす赤ちゃんは、適切に治療しないと難聴、言語発達の遅れ、平衡感覚の障害のリスクがあります。場合によっては、耳管と併せてアデノイド(咽頭扁桃)を除去する手術が勧められることがあります。
