新生児の逆流(胃食道逆流)対策と治療法
胃の仕組みを理解する
口と胃は食道という管でつながっており、食道の最終部にある筋肉(噴門)が開閉して食べ物の通過をコントロールします。噴門がうまく閉まらないと、胃の内容物が食道に逆流してしまいます。
逆流のサインを見分ける
まずは逆流の兆候を把握しましょう。主な症状は、咳、嘔吐、げっぷ、そして食後のミルクやミルクが逆流することです。重症の場合は、授乳に興味がなくなる、体重が伸び悩む、呼吸が苦しそうになることがあります。これらは単なる逆流ではなく、胃食道逆流症(GERD)かもしれません。
治療法の選択肢
多くの赤ちゃんは1〜2歳になるまでに自然に症状が改善しますが、以下の生活習慣の工夫で不快感を軽減できます。
- 授乳中・授乳後に頻繁にげっぷをさせ、胃内のガスを抜く。
- 授乳後は最低30分は抱っこして背筋を伸ばした姿勢を保ち、消化を促す。
- 寝かせるときは仰向けにし、腹部への圧迫を避ける。
検討すべきポイント
上記の対策で改善しない、症状が悪化する、またはGERDが疑われる場合は、すぐに小児科医に相談してください。必要に応じて薬物療法や外科的処置が検討されます。
