赤ちゃんの胸の詰まり(胸部コンジェスチョン)
症状
- 乾いた咳(痰が出ない)や、痰が出る湿った咳が見られます。
- 喘鳴(ぜんめい)や鼻づまりが伴うことがあります。
- 食欲不振や呼吸が苦しそうな様子が見られたら、すぐに医師の診察が必要です。
原因
- 風邪は最も一般的な原因です。インフルエンザなどのウイルス感染も含まれます。
- 呼吸器合胞体ウイルス(RSV)は特に乳児で重症化しやすく、入院が必要になることがあります。
- クループ(喉頭炎)では、犬の鳴き声のような独特の咳が特徴です。多くの場合は軽症ですが、注意が必要です。
- アレルギーが原因となることもまれにあります。
受診の目安
- 症状が悪化したり、3か月未満の乳児は特に早めに受診してください。
- おむつの濡れが減少した、1週間以上続く咳、液体の摂取拒否、血が混じった咳、呼吸困難がある場合は緊急受診が必要です。
治療法
- 加湿器(クールミスト)や蒸気発生器を使用して室内に適度な湿度を保ちます。蒸気発生器は熱い蒸気を出すため、赤ちゃんの手の届かない場所に置き、やけどに注意してください。
- 浴室で温かいシャワーを流し、蒸気が充満した状態で赤ちゃんの背中をやさしくたたくと、胸の痰が緩みやすくなります。
- 寝かせるときは、頭部を少し高くして斜めに寝かせると呼吸が楽になります。ただし、枕やクッションを直接ベッドに置くと窒息の危険があるため、使用は避けてください。
予防策
- 母乳育児を続けることで、抗体が赤ちゃんに移り、ウイルス感染から守ります。
- 病気の人との接触を避け、手洗いを徹底してください。おむつ替えや授乳前にも手洗いは必須です。
- おもちゃや指しゃぶりはこまめに洗浄し、清潔を保ちます。外出時は、口に入れても安全なおもちゃを diaper bag に入れておくと便利です。
