赤ちゃんに多い消化器系トラブルと対処法
新米の親として、赤ちゃんの夜間の睡眠や胃の不調など、さまざまな課題に直面します。赤ちゃんが抱えやすい消化器系の問題は多く、ほとんどはすぐに改善できるものです。赤ちゃんの様子や生活リズムに注意すれば、一般的な消化トラブルは簡単に解決できます。
げっぷ・逆流(スピットアップ)
赤ちゃんが頻繁にげっぷや逆流でミルクを吐くことは、最も一般的な消化器症状のひとつです。胃の筋肉がまだ十分に発達しておらず、胃の内容物が食道へ逆流しやすくなります。多くの場合、数か月で自然に改善しますが、授乳がうまくいかない、頻繁にしゃっくりが出る、呼吸が苦しそうといった症状がある場合は、小児科医に相談してください。授乳後にしっかりとげっぷをさせることが逆流の軽減に役立ちます。
胃食道逆流症(GERD)
胃食道逆流症は、食道と胃の間にある括約筋がうまく機能しなくなることで、胃酸や胃内容物が食道に戻る状態です。感染症や特定の薬剤が原因で食道が炎症を起こすことがあります。赤ちゃんは胸やけや不快感を示すことがあります。食事や生活習慣の見直しで改善することが多く、必要に応じて医師が薬を処方します。
嘔吐
嘔吐の多くはウイルス性の胃腸炎が原因です。発熱や下痢を伴うことが多く、数日で自然に回復することが一般的です。ただし、授乳が困難、オムツの回数が減る、脱水症状が見られる場合はすぐに医師へ連絡してください。特に生後3〜5週間で激しい嘔吐が続く場合は、胃の出口にある筋肉が異常に肥厚する「幽門狭窄症」の可能性があります。幽門狭窄症は早期発見と手術が必要です。
下痢
下痢の主な原因はロタウイルスなどのウイルス感染で、特に冬季に6〜24か月の乳児で多く見られます。水分補給をしっかり行い、脱水を防ぐことが重要です。サルモネラや大腸菌などの細菌感染も下痢・腹痛・嘔吐を引き起こすことがあります。多くの場合は自然に治りますが、症状が重い場合は医師の診断と薬物治療が必要です。
便秘
便秘は、赤ちゃんの便がまれになる、または排便が困難になる状態です。離乳食でシリアルや全乳を増やしすぎると起こりやすくなります。シリアルや牛乳の量を調整すれば、自然に改善することが多いです。便が長時間出ない場合は、医師に相談して適切な対処法を確認しましょう。
