赤ちゃんの顔にできやすい発疹の対処法
赤ちゃんを抱くと、柔らかく透明感のある肌をイメージするかもしれませんが、生後1年の間に顔に発疹ができることはごく普通です。ほとんどの発疹は深刻ではなく、必要に応じた対処も比較的簡単です。
湿疹(エクゼマ)
乳児の湿疹は、茶色や赤みがかった斑点として現れ、肌がざらざらしたり鱗屑が見られます。症状が進むと痒みが強くなり、滲出液が出てかさぶたになることがあります。掻きむしることで感染リスクが高まるため、早期の予防が重要です。
湿疹が疑われる場合は小児科医に相談しましょう。食事の見直しで改善できることもあります。
まずは低刺激で保湿効果のある石鹸(例:ダヴ)を必要最低限で使用し、入浴後はワセリンやアクアフォーで保湿します。過度に体温が上がらないようにすることも大切です。
これらで改善しない場合は、医師の指示のもとステロイド外用薬を使用します。
熱疹(あせも)
赤ちゃんが暑くなると、顔や首、腕、胸に透明または赤みのある発疹が現れます。
軽くて通気性の良い服装(またはおむつだけ)にする、エアコンや日陰で過ごす、冷たい水で拭くなどで予防できます。
冬でも過度に着込んだり、暖房が強すぎる部屋にいると同様に熱疹が出ることがあります。季節や環境に合わせた適切な服装を選びましょう。
新生児湿疹
「新生児湿疹」は、赤斑が点在し白や黄色の中心を持つ「毒性紅斑」や、鼻や顎にできる白い小さな粒(ミリア)、思春期に似た「新生児ニキビ」などを総称します。これらは通常数週間で自然に消えるため、特別な治療は不要です。
ミルク疹(乳製品アレルギー)
頬や顎、口元に発疹が出た場合、ミルクタンパク質へのアレルギーが原因のミルク疹の可能性があります。多くは自然に治りますが、1か月以上続く場合は小児科医に相談し、豆乳ミルクや加水分解ミルクに切り替えることがあります。授乳中の母親は乳製品を控えることで改善することもあります。ステロイド外用薬が効果的なケースもあります。
よだれ疹
歯が生え始めるとよだれが増え、顎や頬に湿疹ができやすくなります。朝晩に水だけで優しく洗い流し、石鹸は使わないようにします。アクアフォーやワセリンを薄く塗ると、刺激から肌を守れます。
