幼児におけるロタウイルス感染の症状と対策

ロタウイルスは乳幼児に非常に一般的なウイルスで、5歳までにほぼ全ての子どもが感染すると言われています。感染の最大の危険は重度の脱水症状です。米小児科学会(AAP)は、清潔な水や衛生だけでは感染拡大を防げないとし、2007年1月に5価ロタウイルスワクチンを2、4、6か月の時期に口から投与する3回接種を推奨しました。ワクチン未接種の乳児では、早期に症状を把握し医師に相談することが脱水を防ぐ鍵となります。

発熱

ロタウイルス感染の最初のサインは、軽度の発熱です。症状が軽くても、体温や様子を記録し、他の症状と合わせて医師に伝えることが重要です。

下痢

ロタウイルス特有の下痢は、臭いが強く、水様で茶色・緑色・マスタード色を帯びます。通常の乳児の便と異なるため、注意深く観察してください。

嘔吐

頻繁な嘔吐も典型的です。授乳後のげっぷとは異なり、量が多く、授乳と関係なく起こります。

腹痛

下痢や嘔吐に伴い腹痛が生じますが、乳児は言葉で表せません。機嫌が悪くなる、泣き止まない、背中や腹部を触ると嫌がるなどのサインに注意しましょう。

脱水症状

大量の下痢と嘔吐により脱水が進行します。涙が出ない、ぐったりする、強い渇きを示す、皮膚がすぐに戻らない、目がくぼむなどの兆候が見られたら、速やかに医療機関を受診し、必要に応じて点滴治療が行われます。

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