赤ちゃんの脊柱側弯症について知っておくべきこと
側弯症とは
側弯症は脊椎がC字やS字に曲がる状態で、主に子どもや思春期に見られます。全人口の約3%が影響を受けます。
赤ちゃんにも側弯症はあるのか
乳児特発性側弯症は全小児の約1%、3歳未満の子どもに発症します。多くは生後6か月までに見つかります。
診断方法
定期健診で小児科医が疑いを持った場合、神経専門医の受診を勧めます。MRIで他疾患の除外、X線で曲率の測定を行います。
治療法
軽度の場合は自然に改善することが多く、経過観察と必要に応じた理学療法が中心です。定期的なX線撮影と整形外科医の診察を続けます。
中等度から重度の場合は、キャスティングやブレースで矯正します。キャスティングは6〜12週間ごとに石膏を交換し、18か月までに矯正を完了させます。その後、ブレースで姿勢を維持し、2〜3年装着します。
最も重度のケースでは手術が必要です。金属棒で脊椎を固定し、場合によっては脊椎椎間融合術を行います。手術後は1週間程度で退院できます。
まとめ
乳児特発性側弯症は適切に治療すれば、ほとんどの子どもが身体的制限や発達遅延なく成長します。親は子どもが活発で健康な生活を送れると期待できます。
