赤ちゃんに現れる乳タンパク質アレルギーの主な症状
乳タンパク質アレルギーは、赤ちゃんに様々な症状を引き起こします。発症は遅延型(1〜2週間)と急性型があり、遅延型が一般的です。正確な診断は医師が血液検査、便検査、皮膚テストなどで行い、他の疾患を除外します。多くの子どもは2〜3歳で自然に克服します。
皮膚症状
- 発疹、紅斑、かゆみ、湿疹、蕁麻疹、血管浮腫(顔や唇の腫れ)など。
- 乳タンパク質に触れた後数日で症状が現れ、原因食をやめると数日以内に改善します。
行動・情緒の変化
- 普段は機嫌が良くても、乳タンパク質を摂取した数時間後に泣き止まない、イライラ、コリック様の不快感が現れます。
- これは消化器官の痛みが原因で、除去食にすると落ち着きます。
消化器症状
- 腹痛・痙攣、嘔吐、過剰なげっぷ、軟便・下痢、血便など。
- 授乳時にむせたり、食事やミルクを拒否することもあります。
- 症状は摂取後数時間から数日で出現し、医師の診察で他疾患を除外します。
呼吸器症状
- 喘息様の症状、ぜん鳴、呼吸困難。
- 急激に呼吸が苦しくなった場合はすぐに救急車(119)を呼び、遅発性の場合は小児科での受診が必要です。
アナフィラキシーショック(重篤な全身反応)
- 食物アレルギー全般で起こりやすく、乳タンパク質でも稀に発生します。
- 数秒〜数分で皮膚の紅潮・腫れ、胸部圧迫感、呼吸困難、血圧低下、意識消失などが急速に進行します。
- 疑わしい場合は直ちに119へ連絡し、救急医療を受ける必要があります。
乳タンパク質アレルギーが疑われる場合は、医師の指導のもとで除去食や代替ミルクを試し、症状の経過を観察してください。
