乳児の下痢に対する家庭でできる対処法
水分補給が最重要
乳児が下痢をすると、すぐに脱水症状になる危険があります。まずはこまめに水分を取らせ、脱水を防ぎましょう。母乳やミルクは引き続き与えて問題ありません。
小児科医が軽度の脱水に対して経口補水液(ORS)を勧めることがあります。自宅で作る場合は、清潔な水1リットルに塩ひとつまみ(約0.5g)と砂糖小さじ1(約5g)を溶かした透明な液を用意してください。
便を固める食事
下痢の時に便を固めやすい食べ物を中心に与えると回復が早まります。代表的なのは「B.R.A.T. ダイエット」――バナナ、米、リンゴソース、トーストです。これに加えて、米のシリアル、ヨーグルト(プロバイオティクスが含まれるもの)、白いジャガイモのマッシュ、パスタなども有効です。
バナナとニンジンをすりつぶしたものは、特に乳児の下痢に効果的とされています。
一方、便秘解消に使われるリンゴジュースや乳製品(ヨーグルトを除く)、アプリコット、モモ、プラム、梨などの高繊維食品は避けましょう。
食事は一度に大量に与えるのではなく、1回の量を少なめにして1日に数回に分けて与えると、腸への負担が軽くなります。
その他の対処法
乳児の歯が生える時期は下痢を伴うことが多いです。歯固め用の冷たいおもちゃや、清潔な手で歯茎を優しくマッサージすると、痛みが和らぎ下痢の改善につながります。
「グリップウォーター」や「歯固め用水」などの民間療法を使用している家庭もありますが、使用前に必ず小児科医に相談してください。
