蒸気療法
蒸し風呂や浴室の蒸気を利用すると、鼻づまりが緩和されます。赤ちゃんを膝に抱えて約15分間、熱いシャワーを流すか、家族がシャワーを浴びている間に浴室に入れます。赤ちゃんを直接熱湯に当てないよう注意し、必要に応じてベビーベッドに加湿器を設置すると効果的です。
エッセンシャルオイル
ユーカリやペパーミントのエッセンシャルオイルは呼吸を楽にしますが、直接肌に付けてはいけません。入浴時に数滴を湯に加えるか、鍋で沸かした湯に2~3滴垂らし、蒸気とともに部屋に拡散させます。Vicks VapoRub のベビーフォーミュラは3か月以上の赤ちゃん向けですので、年齢に合った製品を選びましょう。
体位の工夫
頭と胸を少し高く保つと、鼻水が排出されやすく咳が和らぎます。起きているときは座らせるか、斜めに傾けた状態を保ち、寝るときはベビーベッドのマットレスの下に薄いブランケットや小さな枕を敷いて傾斜を作ります。マットレスの上に枕を置くのは窒息の危険があるため避け、傾斜が強すぎても赤ちゃんが滑り落ちるので注意してください。
水分と休息
十分な水分補給と睡眠は免疫力を高め、回復を早めます。下痢がある場合は特に水分が重要ですが、無理に飲ませないでください。離乳食中の乳製品は風邪症状を悪化させることがあるため控え、母乳や適切なミルクは引き続き与えましょう。
市販薬の活用
生理食塩水の鼻滴は鼻づまりを緩め、吸引器で粘液を除去しやすくします。使用時は赤ちゃんの頭を少し後ろに傾け、各鼻孔に数滴を入れます。赤ちゃんは不快感を示すことがあるので、無理に続けないでください。解熱や疼痛緩和には、医師の指示に従ったイーブプロフェンやアセトアミノフェンが使用できますが、風邪自体を早く治す効果はありません。用量は必ず小児科医に確認してください。
