乳児期に見られるADHDの兆候
ADHD(注意欠陥・多動性障害)は、子どもの約5%に見られる神経発達の障害です。多くは学齢期に診断されますが、乳児期にも早期の兆候が現れることがあります。以下は、家族歴と合わせて注意すべき乳児期の行動例です。
極度の落ち着きのなさ
赤ちゃんが寝つきにくい、頻繁に泣き止まない、就寝時に極端に落ち着かない様子が続く場合は注意が必要です。
授乳・離乳が難しい
授乳や離乳の際に赤ちゃんが座っていられず、食べ物を押し返したり、すぐに興味を失い、座席から離れようとすることが頻繁に見られる場合があります。
頻繁なかんしゃく
言葉でのコミュニケーションができないため、足を蹴ったり叫んだり、床の上で体をねじるなど、激しい行動で感情を表すことがあります。
怒りやすさの増加
すべての子どもがイライラすることはありますが、極端に短時間で強い怒りを示す場合は、ADHDの可能性を考慮すべきです。
反復的な動作
おもちゃをテーブルに叩きつけるなどの繰り返し行動は一般的ですが、頭を叩く、ベッドを揺らすなど、リズミカルに同じ動作を繰り返す場合は注意が必要です。
これらの行動は必ずしもADHDを示すわけではありませんが、早期に専門家に相談することで、適切な支援や診断が受けられます。
