自宅用ドップラーで胎児の心拍が聞こえるのに血液検査は陰性、内部出血が原因か?
自宅用ドップラーで胎児の心拍が聞こえるが血液検査は陰性の場合の考えられる原因
早期妊娠
妊娠5週未満の非常に早い段階では、血中のヒト絨毛性ゴナドトロピン(hCG)濃度が血液検査で検出できないことがあります。しかし胎児の心拍はすでに始まっており、家庭用ドップラーで確認できることがあります。
子宮外妊娠
受精卵が子宮外(主に卵管)に着床する子宮外妊娠は、血中hCGが正常妊娠ほど上昇しないため血液検査で陰性になることがあります。ドップラーで心拍が聞こえることもあるため、陽性の妊娠検査と陰性の血液検査が同時に出たら速やかに医師の診察が必要です。
流産
妊娠20週未満の流産でも、流産直前まで心拍が確認できることがあります。流産が起きるとhCGは徐々に減少するため、血液検査では陰性になることがあります。
その他の医学的状態
一部のがんや嚢胞など、hCG様物質を産生する疾患があると、妊娠検査が陽性に出ることがありますが血液検査では妊娠に相当するhCGレベルが認められないことがあります。
早期妊娠時の出血とその原因
着床出血
受精卵が子宮内膜に着床する際に軽い出血や点状出血が起こることがあります。通常は数日間で止まり、量はごく少量です。
子宮頸部刺激
性交や骨盤検査、その他頸部に圧がかかる行為で頸部が刺激され、軽い出血や点状出血が起こることがあります。
切迫流産
流産の危険がある状態(切迫流産)でも軽い出血や点状出血がみられます。
子宮外妊娠
子宮外妊娠は大量出血、腹痛、肩痛を伴うことがあり、緊急の医療処置が必要です。
その他の疾患
感染症などの他の疾患が早期妊娠時の出血を引き起こすことがあります。
妊娠に不安がある場合は、必ず医師の診察を受けましょう。医師は身体検査、血液検査、超音波検査を行い、妊娠の有無や他の疾患の有無を確認します。
