ミニピル(プロゲストン単剤)避妊薬の種類と特徴
ミニピルは、合成プロゲストンのみを含む経口避妊薬です。子宮頸部の粘液を変化させ、精子が子宮に到達しにくくし、卵子の卵管内移動も抑制します。効果は87〜99.7%で、通常の複合ピルよりやや低く、服用を忘れると妊娠リスクが高まります。以下に代表的なミニピル製品とその特徴を紹介します。
Ortho Micronor(オルト・マイクロノア)
オルト・トリサイクリンを製造するオルト・マクニール・ジャンセン製薬が20年以上販売している製品です。ジェネリック名は「エリン(Errin)」。授乳中の母親でも使用できる安全性があります。
Nor‑QD(ノーQD)
ジェネリックは「ノレチンドロン(Norethindrone)」。バルビツール酸系薬、ペニシリン系抗生物質、セントジョンズワートなどと併用すると効果が低下するため、併用は避けてください。
Ovrette(オブレット)
副作用として体重増加、うつ、倦怠感、にきび、脱毛、乳房サイズの減少などが報告されています。抗てんかん薬との相互作用があり、喫煙は避けるべきです。ジェネリック名は「ノルゲストレル(Norgestrel)」。
Microval(マイクロバル)
レボノルゲストレル30 mgを糖衣した錠剤です。高血圧や循環器系疾患のリスクがあると警告されています。また、ホルモン産生、肝機能、血糖耐性、血液凝固にも影響を与える可能性があります。
ミニピルは授乳中でも使用できる点が利点ですが、薬剤相互作用や生活習慣(喫煙)に注意が必要です。自分に合った製品を選ぶ際は、医師や薬剤師と相談しましょう。
