排卵後に服用した場合のプランB(緊急避妊薬)の効果

定義

プランBは緊急避妊薬の一種です。他の経口避妊薬と異なる点は、2つあります。① 無防備な性交渉がすでに起きた後に使用すること、② 1回だけの服用で効果が期待できることです。

使用目的

プランBは「緊急避妊」用に開発されました。コンドームが破れた、あるいは避妊手段を全く使用しなかった場合など、妊娠を望まない状況での予防策です。ただし、妊娠が既に成立した場合に中絶作用があるわけではなく、妊娠を終わらせる薬(中絶薬)とは別物です。

服用タイミング

性交渉後72時間(3日)以内であれば服用が可能です。プランBに含まれるレボノルゲストレルというホルモンが体内に高濃度で放出され、排卵を遅らせます。卵子が放出されなければ受精は起こりません。また、子宮頸部の粘液が濃くなり、精子の卵子への移動が妨げられ、子宮内膜が薄くなることで受精卵の着床がしにくくなります。

排卵後に服用した場合

排卵がすでに起きた後にプランBを服用した場合の効果は不確実です。プランBの主な働きは排卵の遅延ですが、排卵が完了していると卵子はすでに精子と出会う可能性があります。ただし、プランBは子宮内膜を薄くする作用もあるため、受精卵が着床しにくくなることがあります。その結果、次の月経で受精卵が自然に排出されることも考えられます。排卵の正確なタイミングは個人差が大きく、精子と卵子が出会うまでの時間も予測が難しいため、妊娠リスクは完全には排除できません。

卵子の寿命

米国妊娠協会によれば、受精していない卵子は排卵後約24時間しか生存できません。したがって、排卵から数日後に性交渉を行っても妊娠の確率は低くなりますが、万が一に備えてプランBを服用することで、予期せぬ妊娠のリスクをさらに減らすことができます。

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