妊娠5週目にお腹が痛む原因とは?
円靭帯痛(Round Ligament Pain)
妊娠初期に最も多く見られる腹痛の原因は円靭帯痛です。円靭帯は子宮の前面から鼠径部へ走る太いひも状の組織で、子宮が大きくなるにつれて張力が増し、鋭い刺すような痛みや鈍い鈍痛が下腹部や鼠径部に現れます。
尿路感染症(UTI)
尿路感染症は膀胱や腎臓、尿道など尿路全体に起こる細菌感染です。妊娠中はホルモンバランスの変化と子宮の圧迫により尿路感染のリスクが高まります。頻尿、排尿時の痛みや灼熱感、尿の濁りや悪臭、下腹部の痛みが主な症状です。
異所性妊娠(Ectopic Pregnancy)
受精卵が子宮外(主に卵管)に着床する状態を異所性妊娠と言います。生命に関わる緊急事態であり、速やかな医療処置が必要です。腹痛、膣出血、めまい・失神などの症状が現れます。
流産(Miscarriage)
妊娠20週未満の妊娠喪失を流産と呼び、全妊娠の約15~20%で起こります。膣からの出血、腹痛、子宮の痙攣が典型的な症状です。
腹直筋離開(Diastasis Recti)
妊娠中に腹壁の筋肉が分離し、腹部に膨らみや腰・腹部の痛みが生じる状態です。特に妊娠後期に顕著になりますが、早期に対策を取ることで症状の悪化を防げます。
