父子鑑定の手順とプロトコル
父子鑑定(父性テスト)では、主に以下の2つの手法が用いられます。
- DNAを増幅するポリメラーゼ連鎖反応(PCR)
- 制限酵素断片長多型(RFLP)を利用した『DNA指紋』解析
1. DNAの採取
子どもと疑いのある父親の口腔内から綿棒で細胞を採取し、DNAを抽出します。
2. PCRによるDNA増幅
抽出したDNAを酵素で断片化し、PCR法で目的の領域を多数コピーします。
3. 蛍光標識の付加
増幅したDNA断片に、特定配列に結合する蛍光標識を付けます。父親と子どものDNAが一致すれば、同じ蛍光パターンが観察されます。
4. DNA指紋(RFLP)作成
制限酵素でDNAを切断し、得られた断片をゲル電気泳動でサイズ別に分離します。
5. DNA指紋の比較
父親と子どものゲルパターンが一定の類似性を示せば、父子関係が成立したと判定されます。
