はじめに
男女共にホルモンバランスは健康維持に欠かせません。加齢とともにホルモン値は変動し、性ホルモンは体のさまざまな機能に影響を与えます。男性の主な性ホルモンはテストステロンですが、エストロゲンとプロゲステロンも少量産生しています。これら3つのバランスが崩れると、乳房肥大、骨粗鬆症、前立腺肥大や前立腺がんといったリスクが高まります。多くの場合、エストロゲンが過剰になる「エストロゲン優位」が原因です。以下では、ホルモンバランスを自然に整えるための具体的な手順をご紹介します。
必要なもの
- 内分泌科医(エンドクリノロジスト)
- プロゲステロンクリーム
- テストステロンローション(クリーム)
- ビタミンA・C・D・E・K とセレニウムなどの抗酸化サプリメント
- ノートとペン(日々の変化を記録するため)
実践手順
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食事でエストロゲン過剰を防ぐ
ホルモンを添加していない肉・乳製品を選び、砂糖や精製炭水化物など血糖値を急上昇させる食品は控えます。抗酸化ビタミン(A・C・D・E・K)とセレニウムをサプリで補給し、酸化ストレスを低減させましょう。
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合成化学物質の摂取を最小限に
有機栽培の野菜や果物を購入し、化学肥料・農薬・除草剤の使用がないものを選びます。避妊具は精子殺滅剤入りではなく、ホルモン放出しないものを使用。洗剤や石鹸はシンプルなものを選び、プラスチック容器の代わりにガラスや陶器で保存しましょう。自宅の庭でも農薬は使用しないことがポイントです。これらはすべて、体内でエストロゲン様作用を示すキシノエストロゲンのリスクを減らします。
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ホルモン値のモニタリングと外用薬の使用
内分泌科医の指導のもと、血液ではなく唾液でエストロゲン、プロゲステロン、テストステロンの濃度を測定します。健康な成人男性と同等のレベルを保つため、プロゲステロンクリーム(1日8〜10 mg)とテストステロンローション(1日1〜2 mg)を皮膚に塗布します。これらは健康食品店や調剤薬局で調合してもらえます。
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エストロゲンの摂取は医師の処方のみに
医師の指示がない限りエストロゲン補充は避けましょう。筋トレやボディビルの一部で一時的なリビドー向上を目的に使用されるケースがありますが、男性では乳がんや前立腺がんの治療・予防以外の目的での使用は推奨されません。トランスジェンダーの女性でも、骨や前立腺の健康管理を徹底した上で投与されます。
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日々の変化を記録する
ホルモン補充を開始したら、毎日の体調・エネルギーレベル・性欲・気分・声のトーン・体毛・胸や臀部の形状などをノートに記録します。このデータは医師が用量調整や追加検査の必要性を判断する重要な材料となります。
