アンドロポーズ(男性更年期)の主な症状と健康リスク
アンドロポーズ(男性更年期)は、加齢に伴うテストステロンの減少が原因で起こる症候群です。エネルギー低下、勃起不全、睡眠障害、体重増加、うつ症状、筋肉量減少など、老化と類似した症状が現れます。米国医学会は正式に認めていますが、世界保健機関(WHO)はまだ正式診断名として採用していません。
身体的変化
最も顕著なのは筋肉量の減少と体脂肪の増加です。テストステロンは筋肉合成を促進し、脂肪燃焼を助けますが、ホルモンが減少すると逆の結果となります。
さらに、テストステロン低下はうつや倦怠感を引き起こし、運動意欲が低下するため、筋肉減少と体重増加がさらに進行します。
性欲低下と勃起不全
テストステロンは性欲と性的機能に直接影響します。テストステロンが減少すると、性欲が低下するだけでなく、勃起不全(欲求はあるが性的機能が発揮できない)も起こりやすくなります。
病気リスクの増加
テストステロンはエストラジオールやジヒドロテストステロンに変換され、骨密度の維持に寄与します。そのため、テストステロン不足は骨粗鬆症のリスクを高めます。
また、心血管疾患、2型糖尿病、メタボリックシンドロームの発症リスクも上昇します。
