就学前児童の発達課題チェックリスト

2歳から5歳までの間、多くの子どもが幼稚園や保育園に通います。この時期に発達するスキルは、感情・社会性・身体・言語・認知の5領域に分けられます。子どもは個々のペースで成長するため、以下のチェックリストはあくまで目安としてご活用ください。

大まかな運動スキル

大まかな運動スキルは、歩く・座る・立つ・バランスを取るといった大筋群を使う動作です。幼稚園に入る頃には自立歩行ができ、走ったり、つま先で立ったり、手すりを使って階段の上り下りができるようになります。3歳頃にはドアを開ける、ボールを蹴ったり投げたり、三輪車のペダルをこぐことが可能です。4歳になると階段の上り下りが自立し、ボールをキャッチできるようになります。就学前の最後には、片足で立ったり、跳びはねたり、ブランコに乗れるようになります。

微細運動スキル

微細運動スキルは、手や指の小さな筋肉を使う作業です。2歳ではブロックを積んだり、クレヨンで落書きができるようになります。3歳になるとフォークやスプーンで自分で食事ができ、コップから飲むことができ、色塗りの上達も見られます。4歳では鉛筆で文字を書き始め、顔や形、アルファベットの簡単な絵を描くことができます。また、歯磨き、パズルの組み立て、安全ハサミでの切り取りも可能です。就学前の終わりには、いくつかの文字を書き、描かれた形をコピーし、人物をより詳しく描くことができ、ブロックタワーを高く作れるようになります。

言語・認知スキル

言語と認知の発達はこの時期に著しく進みます。2歳頃には絵本の絵を指さして名前を言えるようになり、語彙は約50語です。3歳になると自分の姓と名を言え、色の識別が始まり、語彙は500語以上に増えます。4〜5歳では完全な文で話し、質問に答えることができ、物の数を数えたり、物語の一部を覚えて語ることができるようになります。

社会性スキル

社会性スキルも大きく伸びます。幼稚園に入る最初の頃は、他の子どもと遊びたがり、他者の行動を真似し、少しずつ自立します。3歳では順番を待つことやロールプレイができ、4歳になるとルールを守り、問題解決や歌・ダンス、おもちゃの片付けができるようになります。就学前の最後には、男女の違いを認識し、仲間に好かれようと努力する姿が見られます。

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