15か月の身体発達
定義
身体的発達は、身長や体重だけでなく、子どもが大きな筋肉で体を動かす粗大運動、座ったままで小さな筋肉を使う微細運動、そして大きな筋肉と小さな筋肉を協調させて物を扱う能力を指します。政府や保健機関が示す発達マイルストーンは目安であり、個々の子どもはそれぞれのペースで成長します。発達の遅れが疑われる場合は、必ず小児科医に相談してください。
既に身につけている技能
15か月になると、子どもは自立して立ち、歩くことができます。これまでに頭部のコントロール、寝返り、座位、腕を伸ばす動作、大きな物を掴む、ハイハイといった技能を習得しているはずです。また、親指と指で小さなおもちゃやスプーンを握る、手を叩くといった微細運動も身についています。
これから伸ばすべき技能
この時期の子どもは階段を上り下りし始めます。最初はお尻やハイハイ姿勢で移動します。椅子やソファの上を這い上がることに強い興味を示し、すぐに習得します。微細運動では、小さな物を投げる、絵本のページをめくる、ブロックで塔を作るなどが急速に発達します。クレヨンを握ることはまだ完全ではありませんが、握って落書きすることができます。小さな物を拾って操作することに夢中になることで、指先の巧緻さが向上します。
発達を促す方法
粗大運動と微細運動、協調性を伸ばすために、クレヨンで自由に落書きさせ、ページめくりができる絵本をたくさん用意しましょう。ボールを転がし合う遊びは協調性を高めます。また、子どもサイズのほうきやモップ、雑巾などを使わせて、大人の真似をさせると、日常的な動作を通じて身体発達を促すことができます。
安全対策
安全への配慮と探索の自由のバランスを取ることが大切です。階段の上り下りを練習させる際は、必ず大人が近くで見守り、事故を防ぎます。子どもが登る椅子の近くに、コンロやナイフ、薬品など危険物を置かないようにしましょう。コンセントはカバーし、危険な物はすべて取り除きます。プレイペンは最小限の使用にとどめ、子どもが自由に筋肉を使える環境を整えて、次の身体的マイルストーンへとつなげましょう。
