シニアの安全と転倒防止のヒント

米疾病管理予防センター(CDC)によると、65歳以上の大人の3人に1人が毎年転倒し、転倒は高齢者の怪我や死亡の主要原因であり、外傷による入院の最も一般的な原因です。以下の対策で転倒リスクを減らすことができます。

薬剤レビュー

高齢者は薬の副作用(眠気・めまいなど)で転倒しやすくなります。血圧降下薬、抗うつ薬、抗不安薬、鎮静剤、鎮痛剤など、精神作用を持つ薬や心臓薬・抗けいれん薬なども注意が必要です。特に4種類以上の薬を服用している場合は、医師・薬剤師・在宅看護師などが定期的に薬剤を見直し、相互作用や副作用をチェックしましょう。

視力ケア

加齢に伴う視力低下は、深さや距離の感覚を鈍らせ、転倒リスクを高めます。眼科医や検眼士による定期検査で視力や眼疾患を評価し、必要に応じてメガネやコンタクトレンズを処方してもらいましょう。

住環境の安全評価

家庭内の危険は転倒の大きな要因です。照明不足や床の滑りやすさ、段差、手すりやバリアフリー設備の欠如などが挙げられます。理学療法士や登録看護師が住宅を点検し、手すりやスロープ、浴室のつかみバーなどの改修を提案します。

歩行補助具の活用

歩行が不安定な高齢者は、ウォーカー、杖、車椅子などの補助具を使用してバランスを保ちます。理学療法士が個々の状態を評価し、最適な補助具を選定・調整します。

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