高齢者のケアと寒さ対策のヒント
健康安全のポイント
ご家族の高齢者を担当する医療従事者と定期的に連絡を取り、健康状態やインフルエンザ予防接種の日程など重要情報を把握しましょう。寒冷期は血圧が上昇しやすく、脳卒中リスクが高まります。血圧測定を頻繁に行うか、自己測定を推奨してください。
また、冬は足元が滑りやすく、転倒による骨折が増えます。外階段や浴室など危険箇所に手すりを設置し、暗くなる時間帯や凍結時は外出を控えるよう促しましょう。
住居安全のポイント
電気・暖房・照明・食料配達など、寒い季節に必要なサポート体制を整えます。外出が長期間になる場合は、近隣や家族に定期的な見守りを依頼してください。
65歳以上は住宅火災で死亡・負傷する確率が若年層の3倍です。冬が本格化する前に暖房機器の点検・整備を行い、灯油や薪ストーブを使用している場合は、より安全な電源へ切り替えることを検討しましょう。換気不足と不良な機器は一酸化炭素中毒の原因になりますので、消火器の設置と使用方法の指導、また、一酸化炭素・煙感知器の電池交換と予備の用意を忘れずに。
自動車安全のポイント
自家用車で通院や買い物をする高齢者のために、車両の冬支度を徹底します。タイヤのトレッドと空気圧、ラジエーターの凍結防止液、ホース・ベルトの点検、オイル交換、ワイパーとウインドウウォッシャー液の補充、バッテリーテストを行いましょう。
車内にはブランケット、予備の充電済みモバイルバッテリー、懐中電灯と予備電池、飲料水、保存食(非常食)を常備しておくと安心です。
