コカイン使用のリスクと影響

コカインは極めて依存性が高く、1回の使用でも致命的になる可能性がある危険な覚醒剤です。心拍数・血圧・体温の上昇を引き起こし、心筋梗塞や脳卒中を招く恐れがあります。

使用方法

コカインは主に鼻から吸引(スノート)、喫煙、注射の3つの方法で体内に取り込まれます。注射や喫煙は吸引よりも効果が速く現れ、短時間で強い陶酔感が得られますが、持続時間は5〜10分程度です。吸引は15〜30分の比較的長いハイが得られます。効果が短いほど、再度使用したくなり、危険な乱用につながります。

使用方法別の影響

使用方法により副作用が異なります。注射はHIVやB型・C型肝炎など血液を介した感染リスクが高まります。鼻から吸引すると、飲み込みにくさや鼻水が続くなどの症状が現れ、長期的には嗅覚障害や鼻中隔穿孔(鼻孔を隔てる壁の穴)が起こります。経口摂取は腸の壊疽(壊死)を引き起こすことがあります(米国国立薬物乱用研究所の報告)。

一般的な副作用

刺激作用と依存性に加えて、頭痛、視界のぼやけ、腹痛や吐き気といった胃腸症状が現れます。食欲が減退し、常用者は痩せやすく栄養不良になることがあります。重篤な合併症として、痙攣、呼吸不全、昏睡が報告されています。

精神面では、現実感覚が失われる妄想、イライラ、落ち着きのなさ、気分障害、さらには聴覚幻覚が現れることがあります。大量摂取は暴力的・無秩序な行動を引き起こす危険があります。

依存のメカニズム

コカインは体内に入るとすぐにエネルギーと陶酔感をもたらしますが、効果は急速に薄れます。快感が減少すると、うつ状態や不安感が現れ、再び薬物を求めるサイクルに陥ります。長期使用者は耐性を形成し、同等の陶酔感を得るためにより多くの量が必要になります。用量が増えるほど副作用や致命的なリスクも高まります。

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