妊娠中のエクスタシー使用が胎児に与える影響
重要性
妊娠中に違法薬物エクスタシー(MDMA)を使用すると、胎児の健康に重大なリスクが生じます。2001年に子ども病院研究財団とシンシナティ大学医学部が実施した研究では、妊娠中の使用が長期的な学習・記憶障害につながる可能性が示されました。
影響
動物実験では、人間の妊娠後期(第3トリメスター)に相当する段階で胎児に損傷が認められましたが、初期胚への影響は不明です。米国国立薬物乱用研究所は「発達初期のMDMAの影響は明らかでないため、ヒトの神経系発達への影響を解明するさらなる研究が必要」と述べています。
先天性欠損
March of Dimesは、妊娠中のエクスタシー使用が新生児の先天性心疾患を引き起こす可能性があると指摘しています。また、限られた研究では、母体内でエクスタシーに曝露された女児が先天性足底変形(クラブフット)を発症しやすいことが示唆されています。
