デキストロメトルファン乱用の影響と副作用
一般的な副作用
デキストロメトルファン(DXM)を服用した際に現れる軽度の副作用には、便秘、めまい、頭痛、軽い吐き気や胃痛、眠気、混乱などがあります。これらは通常、体が薬に慣れるにつれて軽減しますが、長引く場合は医師に相談して対策を検討してください。
重篤な副作用
以下の症状が現れたら直ちに医療機関を受診してください。これらは過剰摂取のサインです。
- 呼吸抑制、呼吸が遅くなる
- 歩行困難、バランスが取れない
- 視覚障害(ぼやけた視界)
- 幻覚
- 排尿困難
- 激しい嘔吐や吐き気
- 激しい震え
DXMはMAO阻害薬や高血圧治療薬など特定の薬剤と併用すると危険です。服用中の薬がある場合は必ず医師や薬剤師に相談してください。また、妊娠中や授乳中の使用は胎児・乳児に深刻な障害をもたらすため禁じられています。
デキストロメトルファン乱用の影響
DXMは依存性があり、エクスタシーの安価で入手しやすい代替品として乱用されることがあります。大量に摂取すると、鎮静作用と軽度の幻覚作用が現れ、エクスタシーに似た効果が得られます。使用者は「プラトー」と呼ばれる段階を経験し、軽い興奮や視覚の歪みから、身体からの完全な離脱感まで様々です。効果は最大で6時間続くことがあり、身体からの感覚が鈍くなるため、過剰摂取の兆候が見逃されやすくなります。乱用中の使用者は自分自身も他者も危険にさらす可能性があります。
DXM過剰摂取の結果
DXMの過剰摂取は、永久的な脳損傷、脳卒中、脳内出血、呼吸抑制、四肢の麻痺や言語障害を引き起こすことがあります。最悪の場合、致死に至ります。また、DXMが含まれる多成分の咳止め・風邪薬に他の薬剤が混在している場合、併用による危険性がさらに高まります。
