髄膜炎の予防接種が必要な人は誰か?
対象者
- 米国疾病予防管理センター(CDC)は、11歳から18歳までのすべての子どもに髄膜炎ワクチン接種を推奨しています。
- 軍隊新兵、寮生活を送る大学生、髄膜炎が流行しているサハラ以南のアフリカなどへの旅行者、免疫不全や脾臓機能障害を持つ人、髄膜炎に曝露したことのある人も対象です。
ワクチンの種類
- 米国で利用できる主なワクチンは「Menactra」と「Menomune」の2種類です。どちらも5種類の髄膜炎菌のうち4種類に対する免疫を提供します。
- 11歳から55歳までの人には、通常「Menactra」が第一選択とされています。
接種時の考慮事項
- 妊娠中の女性に対する「Menactra」の安全性は確立されていないため、妊娠中は「Menomune」を使用します。
- 接種前に、現在の疾患、重度のアレルギー、過去にギラン・バレー症候群(GBS)と診断されたことがあるかを医師に伝える必要があります。
注意・禁忌
- 髄膜炎ワクチンやラテックスに対して重篤なアレルギー反応を起こしたことがある人は接種できません。
- 「Menactra」接種後にGBSと診断された例がありますが、ワクチンとの因果関係は明確ではありません。
統計データ
- 10代から20代前半の若年層は髄膜炎の罹患率が高く、米国で毎年報告される症例の約3分の1がこの年齢層です。
- 髄膜炎は致死率が10〜15%と高く、治療を受けても死亡するケースがあります。