10代の若者にアルコールが与える有害な影響とは?

遺伝的要因、退屈感、親の無関心、リスクを取るスリルなどが10代のアルコール使用と依存のリスクを高めます。大量のアルコールは誰にとっても有害ですが、特に脳が発達途上にある十代はその影響を受けやすく、抑制が低下することで危険な行動を取りやすくなります。

脳の発達への影響

デューク大学医学センターのエイロン・ホワイト博士らの研究によれば、発達途中の十代の脳は成人の脳よりもアルコールによるダメージを受けやすいとされています。アルコールは注意力、記憶力、認知機能を低下させます。ただし、十代の脳は回復力が高く、適切に飲酒を控えればダメージは回復しやすいです。

飲酒運転のリスク

飲酒した十代は飲酒運転の危険にさらされます。米国疾病予防管理センター(CDC)の2009年のYouth Risk Behavior Surveyによると、過去30日間に飲酒運転をしたと回答した十代は10%、酔っ払った人が運転する車に乗ったと回答した十代は28%でした。飲酒運転は負傷・死亡だけでなく、巨額の賠償責任を伴います。

社会的問題

アルコール自体が直接的に問題行動を引き起こすわけではありませんが、飲酒した十代は学校をサボったり、喧嘩や警察とのトラブルに巻き込まれたり、他の薬物を乱用したり、無防備な性行為に走る可能性が高まります。さらに、15歳以前に飲酒を始めた若者は、法定飲酒年齢の21歳付近で始めた若者に比べ、アルコール依存になるリスクが5倍に上昇します。

一気飲み(ビンジドリンキング)

十代は成人に比べ飲酒頻度は低いものの、一度に大量のアルコールを摂取する傾向が強く、異なる種類のアルコールを混ぜることも多いです。米国CDCは「一気飲み」を1回の飲酒で5杯以上と定義していますが、同調査で過去30日間に一気飲みをしたと回答した十代は24%に上ります。一気飲みは健康・社会問題を顕著に増大させます。

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