完全静脈栄養(TPN)とは?対象となる患者と必要性
完全静脈栄養(TPN)とは
完全静脈栄養(TPN)は、経口摂取だけでは十分な栄養が得られない患者に対して、静脈を通じて栄養素を直接投与する治療です。
TPNが必要となる主なケース
- 手術後:大手術を受け、一定期間食事ができない患者。
- 疾患による摂取障害:クローン病、潰瘍性大腸炎、がんなど、食事が困難または不可能な疾患を抱える患者。
- 栄養欠乏:食事だけでは補えない重度の栄養欠乏がある場合。
投与方法
TPNは通常、中心静脈カテーテル(CVC)を用いて投与されます。CVCは胸部の大きな静脈に細いチューブを挿入し、栄養液を血流に直接流す仕組みです。
注意点
TPNは高度に管理が必要で、合併症のリスクもあるため、経口や経腸栄養が不可能な場合に限り使用されます。
