圧縮包帯とは何か?

圧縮包帯の使用例

圧縮包帯は、四肢を圧迫する必要があるほとんどすべての状況で使用できます。たとえば、筋肉の肉離れや靭帯の捻挫で「RICE」(安静・氷・圧迫・挙上)治療が推奨される場合、血流を患部から遠ざけて腫れを抑える効果があります。このため、静脈瘤や静脈性潰瘍の治療にも有効です。

軽度・中等度の圧縮包帯

軽度圧縮包帯は、圧力が約20mmHgで、初期段階の静脈瘤や静脈拡張症の管理に適しています。ただし、既存の静脈性潰瘍や浮腫(むくみ)には不十分です。中等度圧縮包帯は約30mmHgの圧力を提供し、軽度の浮腫や中程度の静脈瘤の治療に用いられます。

高度・超高度の圧縮包帯

高度圧縮包帯は約40mmHgの圧力で、既存の潰瘍や大規模な浮腫の管理に使用されます。また、血栓後の血流改善にも役立ちます。超高度圧縮包帯は50mmHg以上の圧力をかけられ、最も重度の四肢浮腫や静脈性潰瘍、特に大きな四肢に持続的な圧迫が必要なケースで用いられます。

短伸縮型と長伸縮型の圧縮包帯

圧縮包帯には短伸縮(ショートストレッチ)と長伸縮(ロングストレッチ)の2種類があります。短伸縮包帯は四肢に巻くと伸びが少なく、安静時の圧力が低いため、長期間の使用に適しています。過度な圧迫による壊死などのリスクが低いのが特徴です。一方、長伸縮包帯は圧力調整が容易で、様々な圧力レベルに対応できますが、安静時の圧力が高くなるため、夜間や安静時には取り外す必要があります。

高齢者ケア - 関連記事