高齢者が介護者に対して行う虐待
基本
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虐待は介護スタッフや家族介護者にも起こり得ます。主な形態として、感情的虐待(罵倒、怒鳴り、暴力の脅しなど)と身体的虐待(皮膚に赤い痕や切り傷、打撲が残る)があり、前者は目に見える証拠が少なく証明が難しいです。高齢者は最初に攻撃的な言動を示し、時間が経つと身体的な暴力にエスカレートすることがあります。また、金銭的虐待として介護費用の支払いを拒むケースもあります。
原因
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虐待行為は基礎疾患が関与していることが多いです。認知症は高齢者の攻撃的行動の代表的な原因で、記憶喪失や見当識障害、意思伝達の困難を伴います。アルツハイマー病は認知症の一種で、脳の変化により行動変化や偏執症が現れます。うつ病も攻撃性を引き起こすことがあり、悲しみや喪失感、睡眠障害が怒りとして表出します。頭部外傷、脳卒中、精神疾患も行動を変化させる要因です。
対処法
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年齢差から報告をためらう介護者もいますが、身体的虐待は速やかに関係機関へ通報すべきです。虐待行為に対しては直接対峙し、家族や支援団体に助けを求めましょう。デイサービスは認知症高齢者向けの活動や支援プログラムを提供しています。自宅で虐待を受けている場合は、訪問介護サービスを利用して休息時間を確保し、本人に虐待を許さない姿勢を示すことが有効です。
解決策
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虐待が止まらない場合は、別の居住形態を検討することも必要です。施設外の介護者は、家族に対し具体的な虐待事例を明示し、受け入れ可能な行動基準を合意させましょう。施設勤務者は上司に患者の行動評価を依頼し、施設の利用者規定に基づく対策を講じてもらうことができます。
