DNR Comfort Care(快適ケア)
DNR-CC 法は、心肺蘇生を行わない(Do‑Not‑Resuscitate)状況を規定します。医療提供者は、生命維持のための蘇生措置を行わず、患者の快適さを最優先にしたケアを実施します。たとえば、オハイオ州の DNR-CC 法では、医師は気道の確保、酸素投与、体位の調整、出血の止血、必要に応じた他の医療従事者への連絡などを行うことが明記されています。
DNR Comfort Care Arrest(快適ケア・心停止時)
患者が心停止または呼吸停止に陥った際、医療スタッフは DNR-CC‑A(Arrest)指示に従って行動します。具体的には、DNR 快適ケアプロトコルを開始し、患者の状態に応じた必要最低限の処置(例:気道確保や疼痛緩和)を提供します。心拍モニタリングが必要でも、DNR 指示がある限りは快適ケアに限定されます。
DNR‑CC/DNR‑CC‑A の指示の伝達方法
DNR 指示が作成されたら、指示を記入した医師は必ず DNR 検証フォームに記入し、患者のカルテの「Physician's Orders」欄に保管します。電話で指示が出された場合でも、医師は検証フォームにサインし、看護師が同様にカルテへ添付します。この手続きにより、指示が正当に認証されたことが証明されます。
法的・倫理的留意点
患者が DNR‑CC または DNR‑CC‑A の指示書(紙のフォーム、財布カード、ブレスレット等)を提示した場合、医療機関はそれを尊重しなければなりません。患者本人が意思決定できない場合は、法定後見人や委任状を持つ代理人が代わりに判断します。DNR 指示は法的に拘束力のある文書であり、患者の意思に反して上書きすることは許されません。家族や介護者に事前に DNR の希望を伝えておくことが重要です。
