ベスティング(権利確定)

ニュージャージー州公務員退職制度(PERS)で10年間の勤務クレジットを取得すると、完全にベストされたとみなされ、退職給付を受け取る資格が得られます。退職年齢は職種により60歳から62歳です。州職を退職後2年以内に再雇用された場合、以前のクレジットを引き継げますが、2年を超えるとクレジットはリセットされます。

ローン制度

PERS加入者は、退職拠出金を担保にローンを組むことができます。これにより、現在の生活資金として一定の金額を低金利で借り入れられます。対象となるには最低3年の勤務が必要で、最低借入額は50ドル、上限は退職口座残高の50%(ただし5万ドルまで)です。返済期間は最長5年で、年間最大2回のローンが可能です。

年金受給手続き

退職給付の目的は、退職後の安定した収入を確保することです。勤務中は給与から年金拠出金が控除され、退職時にPERSが以下の式で年金額を算出します。

年金額=(勤務年数 ÷ 退職年齢)× 最終平均給与

例:勤務年数20年、退職年齢55歳、最終平均給与が5万ドルの場合、(20÷55)=0.36、0.36×5万ドル=1万8千ドルが年間支給額の上限となります。さらに、受給者には定期的な生活費調整(コスト・オブ・リビング調整)が適用されます。