看護:ベッドバスの実施方法
患者が重篤な状態でベッドから離れられない場合、清潔を保つためにベッドバスが必要です。ベッドバスは病院、介護施設、在宅のいずれでも実施できます。看護師だけでなく、介護助手や家族も行うことができます。
必要なもの
- 洗面器
- 洗面用タオル(2枚)
- タオル(2枚)
- シーツ
- 低刺激性の石鹸
- 使い捨て手袋
手順
洗面器に温かい水を3/4程度入れ、患者のベッドサイドのテーブルに置きます。部屋を暖かくし、プライバシーを確保した上で、使い捨て手袋を装着します。
最初のタオルを水に濡らし、手に巻いてミット状にします。石鹸を付けて患者の顔を優しく洗い、別のタオルで顔をすすぎ、乾いたタオルで拭き取ります。
患者の上着やガウンを取り除き、腕の下にタオルを敷いてベッドを濡らさないようにします。シーツで体を覆い、石鹸を付けたタオルで片方の腕を洗い、すすぎ、タオルで乾かします。反対側の腕も同様に行います。
胸部と腹部を順に洗い、すすぎ、タオルで乾かします。
パンツを脱がせ、シーツを調整して片足だけを露出させます。その足の下にタオルを敷き、洗浄・すすぎ・乾燥を行います。
シーツを戻し、もう一方の足も同様に洗浄・すすぎ・乾燥します。
患者を横向きに寝かせ、シーツで覆い、背中側にタオルを敷いて背中を洗い、すすぎ、乾かします。
お尻を洗浄し、すすぎ、乾かした後、再び仰向けに戻し、シーツはそのまま掛けたままにします。
性器を丁寧に洗い、すすぎ、乾かします。
最後に清潔な衣類を着せてベッドバスは完了です。
ベッドバスは患者の快適さと皮膚の健康を保つ重要なケアです。手順を守り、常に患者のプライバシーと安全に配慮しましょう。
