Propaq 104/204 EL モニターの概要と仕様
Propaq 104/204 EL は、元々 Protocol Systems が製造していた医療ベッドサイドモニターです。企業買収により現在は Welch Allyn が製造を引き継ぎ、Encore 200 シリーズとして販売されています。Protocol 製の Propaq 104 EL は中古品としてのみ入手可能で、機能面では新しい Propaq Encore 204 EL が同等の装置となります。
用途
低・中・高危険度の患者に対応した複数モデルがあり、外来患者から急性期・救急患者まで幅広く使用されます。Propaq 104 と 204 EL は主に臨床・救急現場で使用され、心電図(ECG)、脈拍、呼吸数、二酸化炭素(CO2)濃度をモニタリングします。全機種に非侵襲的血圧カフが標準装備され、104・204 系は侵襲的血圧測定装置を1つ、106・206 系は2つ搭載しています。
ディスプレイ
104 と 204 EL の画面は、監視対象の全バイタルサインを同時に表示できるよう設計されています。患者の状態が改善すれば、不要な項目を非表示にして簡素化することも可能です。オプションのモデムやイーサネット接続により、複数の患者モニタを中央ステーションで一括表示できます。また、オプションのプリンターで特定時点のバイタルサインを紙に記録することもできます。
電源
基本的には交流電源(AC)で使用しますが、搬送中の使用を想定し直流電源(DC)でも動作します。車載バッテリーなどの DC 電源に接続できる専用 AC アダプタが同梱されており、救急車や屋外での緊急搬送時にも電源確保が可能です。
アラーム
各バイタルサインが設定した許容範囲を外れると、音声アラームと対象項目の赤色点滅で警告します。監視が無効化された項目は黄色の表示で示され、一時的にモニタリングを停止できる機能(90 秒または 4 分)があり、時間経過後に自動で再開します。
