健康記録の特徴

健康記録(医療カルテ)は、医師が診療に必要な情報をすべて含む重要な資料です。個人が管理できる「パーソナルヘルスレコード」もあります。自分の健康情報を把握しておくことで、医師と協力し最適な医療を受けられます。

基本情報と既往歴

健康記録には氏名、住所、生年月日、保険情報、血液型、緊急連絡先などの基本情報を記載します。また、既往歴として、既往症、重大な病気、アレルギー、手術歴、服用中の薬剤などもまとめます。薬剤やアレルギー情報は、緊急時に備えて財布やバッグにコピーを入れておくと便利です。

検査結果・検診データ

検査結果は健康記録の重要な部分です。血液検査、マンモグラフィ、子宮頸がん検査(パップスミア)、大腸内視鏡検査、心臓負荷試験、睡眠検査などが含まれます。検査結果を保存しておくことで、時間経過による健康状態の変化やトレンドを把握できます。複数の医師に診てもらう場合、各医師がどの検査を実施したかを共有できるため特に有用です。

経過記録(プログレスノート)

受診のたびに医師は経過記録を作成し、S.O.A.P(Subjective, Objective, Assessment, Plan)形式で記載します。Subjectiveは患者の訴えや変化、Objectiveは身長・体重などのバイタルサインや検査所見、Assessmentは医師の診断・評価、Planは治療方針や処方、フォローアップの指示です。

紹介状と専門医の記録

主治医から専門医へ紹介された場合、専門医が作成した経過記録も健康記録に含めます。各医療機関は独自のカルテを保管しますが、専門医に主治医へ情報を送付するよう依頼すれば、診療の連携がスムーズになります。

ヘルスケア業界(一般) - 関連記事