作業療法士向け継続教育コース
作業療法士は、患者の身体的・精神的機能を向上させ、独立した仕事や生活を支えることを専門としています。感情的、身体的、発達的、精神的な問題を抱える患者を支援し、推論能力や運動技能を強化する様々な活動を通じて治療を行います。
資格認定
作業療法士は全米50州で規制されており、認定プログラムまたは学校を卒業後に全国試験に合格する必要があります。合格すると、作業療法士登録者(OTR)として認定されます。免許要件は州ごとに異なります。
免許更新
多くの州では、免許の維持・更新の条件として、継続教育(CE)コースを受講し専門能力の向上を求めています。CEは児童・青少年、高齢者、メンタルヘルスなどの実践領域別、またはウェブキャストやオンラインなどの形式別に分類されます。地域のワークショップ、在宅学習、会議、音声・映像教材などが利用可能です。
全国組織によるCEコース
米国作業療法協会(AOTA)などの全国組織は、CE取得に適した多様なコースを提供しています。AOTAは、24州の免許委員会が認めるクレジット取得が可能な、ライブまたは遠隔学習のCEクラスリストを公開しています。AOTAのオンラインコースは登録後2週間、24時間アクセス可能で、合格率80%以上がCEクレジット対象となります。提供コースは約90種あり、例として「遺伝学の最前線」「IDEA 97の実践」「地域ベースの心理社会的実践モデル」「作業療法の未来戦略」などがあります。
オンライン組織によるCEコース
作業療法士はオンラインでも継続教育を受講できます。OnlineCE.comは医療専門家向けにCEを提供し、無料の1時間分のCEと各州のオンラインクレジット要件リストを掲載しています。コース例はAIDS、小児科、肩部リハビリ、治療モダリティ、上肢解剖学、創傷管理など多岐にわたります。
留意点
CEコースの最低取得時間数や取得期間は州ごとに異なります。また、他州で取得したCEが転用できるかも州ごとに規定されています。例としてジョージア州作業療法委員会は、年間24時間のCEが必要で、そのうち最低16時間は直接患者ケアに関するもの、残り8時間は一般科目に限定し、2年ごとにレビューを行います。
