米国の心理療法トレーニングプログラム紹介

ワシントン大学(University of Washington)

ワシントン大学の心理療法トレーニングは、同大学の精神科レジデントを対象とした必須プログラムです。将来のキャリアに関わらず、すべてのレジデントが受講すべきと位置付けられています。プログラムは4年間にわたり実施され、4年目は選択科目となります。研修では、重篤な患者への共感的な面接技術など、臨床的なスキルを習得します。

現代精神療法・精神分析研究所(Institute of Contemporary Psychotherapy and Psychoanalysis, ICP&P)

ICP&Pの3年制精神分析的心理療法プログラムは、セミナー、学会、個人心理療法を通じて学びます。現代精神分析理論とその臨床応用に重点を置き、精神分析の歴史や自己心理学、動機システム理論、アタッチメント理論なども取り上げます。精神保健分野の資格保持者や、関連分野に関心のある方が応募対象で、学歴や監督下での臨床経験が評価されます。

現代精神分析研究所(Institute of Contemporary Psychoanalysis, ICP)

ICPの30週間プログラムは、臨床プロセスと理論的知識の両方を重視します。資格を有する精神保健専門家が対象で、約15件の臨床ケースを提示し、トラウマやライフステージの危機などのテーマで検討します。また、小グループでのコンサルテーションを通じて臨床スキルを深化させます。

プログラムで学べる内容

各プログラムでは、心理療法の多様な領域を学びます。ICP&Pでは自己心理学、動機システム理論、精神分析史、アタッチメント理論などを扱い、ワシントン大学では精神力動的心理療法、弁証法的行動療法(DBT)、認知行動療法(CBT)などが提供されます。受講者は、精神力動派、精神分析派、認知派、行動派、対人関係派といった主要な心理療法アプローチの概念も学びます。

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